白内障日帰り手術で、強度の近視だった視力が回復して人生観が劇的に変わった。(症状の把握から術後の経過まで)手術体験記 その1

下の画像の中にある文字が読めますか? 私は判別できませんでした。
(画像を見るときは、正面からご覧ください)

 

hakunai-chk.jpg

これを読んだ方の白内障手術に対する理解が少しでも深まればと言う思いを込めて書いておきます。

白内障の症状ってどんなものなの?

と言う方の為に私の体験をもとに、印象と実感を画像に起こしてみました。

(但し、この違いが判るのは片目がひどい方の場合です。両目が同じ程度で進行してる方は判別できないかも知れません。外での液晶画面の件以外は。)

画像は、あくまでもイメージ画像です。
(クリックして拡大してご覧ください。こんな感じと参考程度にお考えください。)

1.  視力の矯正が低レベルから上がらない。(頑張って矯正しても0.7 ~ 0.8程度)
2.

 微妙な色の違いが認識できない。
 
上の画像に書いてある文字が読めますか?(普通の方でも判別し難いと思います。)

3.

 明るい外に出た時にモノがハッキリ見えない。(日陰や建物の中ならよく見えるけど・・)

クリックで拡大表示されます。

この画像を見ると信じがたいでしょうが、手術後に同じ景色を見るとまさにこんな感じの違いがあります。片目だけ進行している場合は、左右の目を見比べてみればわかるのですが、両目が同時進行の場合は徐々に進行しているので自覚する事は不可能です。

  4.  暗い場所(夜、電気をつけていない部屋とか)で目の前を何かで覆われているように見える。

クリックで拡大表示されます。
 

手術後に判明した事ですが、この暗いところで見えにくくなるのは
白内障とは関係なく他の要因でした。(詳細はこちら)

   5. 光が眩しい!(とにかく眩しさは異常なほどです)

   6. 夜、ライトが乱反射して見える。

   7. 天気の良い日に外で携帯やタブレットの様な液晶画面が見え難い。
      (私はメールが判別できませんでした。)

   8. 日常的に「目ヤニ」が出続ける。(術後は解消しました)

クリックで拡大表示されます。

液晶画面は、外の光が液晶画面に反射して表面だけが見える状態となり実際の画像は認識できませんでした。

治療が終わってから判ることも沢山ありましたが、それは後日掲載します。
     ↑  随時更新中です! ↑

私は、子供の頃(小学校の4~5年生位)からメガネをかけるようになっていました。別に勉強のやり過ぎとかではなく遺伝的なものだと思います。父親も強度の近視でしたから。

その後、学生時代はずっとメガネと共に暮らしていて、社会人に成ってからはコンタクトレンズに変えました。

メガネをかけていると、年齢と共に近視の度合いが進み徐々にレンズも厚く重くなり始めていました。

夏場は汗をかくせいでメガネが下がって来たり、冬場は暖房のついた場所に入るとメガネがくもったりと、色々と不便な事が多くなり途中からコンタクト(ハード)に切り替えたのでした。

ところが50歳を超えたあたりから、視力の矯正を試みてもなかなか思う様に視力が上がらなくなり免許の更新に必要な数値をギリギリで出せる程度になってしまい、今後どうなるのか?と不安になる日々でした。

そして今年も免許更新の時期になり、コンタクトの矯正の為にコンタクト屋(今回はいつもと違うお店)さんに行ったところ今回も視力が出ないで免許更新ギリギリの数値でした。

そのお店には、専門の医師が常駐しておりコンタクトの選択(メーカーや酸素の透過性能)が済んでから診察を受けましたが、その時に医師から「白内障になっていますからお医者さんに行かれた方がいいですよ!」って・・・(品物買ってから言うのは順番が逆じゃないのか?とも思ったのですが、これが商売なんだろうな~と独り言でブツブツ)

一応、免許更新も無事に済ませてから眼科医に行き「コンタクト屋の常駐医師からこんな風に言われたので来ました。」と受付に初診の申し込みをして待つ事しばし。

名前を呼ばれて診察室に入ると様々な検査機器のある部屋に連行されて検査の開始です。

この時に検査した機器は3種類。(いずれもコンピュータ測定なので痛み等はありません)

屈折検査機器

他覚的屈折検査。

通常の視力検査の前に行う検査で

遠視・近視・乱視などのデータを測定し数値化する機器。

この検査は患者の「視点」を正確に制御しないと計測できません。そのため視点の誘導がうまくできる検査員がいる医院が望ましい。

もう少し左です・・・とか 言って貰えると楽ですよ。

眼圧検査機器

眼圧測定検査。

角膜に微量の空気を瞬間的に噴射し眼圧(眼の硬さ)を測定する。

ほんの少しの風の様なのですが、マバタキしてしまいます。

何度かやってるうちに測定出来るから大丈夫です。

眼底検査機器

眼底(眼軸長)検査。

角膜前面から網膜までの距離を測定する。

強度の近視の方等には特に重要な検査。

私の場合は、測定を担当した人が驚くほど長かったようです。

29mmあったらしい。通常は23.5~25mm程度だそうです。

その他に、血液検査と血圧測定を実施。

※ 後で理解した事なのですが、この3種類の検査機器で得られたデータを基に眼内レンズの度数を決める。(ここまでは理解していたのだが・・・)

要は、手術後どの程度の視力にさせるかは、この計測データに基づいた医師の判断次第(計算上の数値)と言う事のようです。手術後の視力は、この段階でほぼ予測されています。(後は医師との話次第です。希望は伝えましょう!)

その後視力測定。(皆さんご存知のランドルト環検査です。どこが切れてますか?って言うあれです。)

残念ながら、壁面に設置されているランドルト環で検査するのではなく看護師(?)が一つだけ手に持って1m位離れた所に立ち「どこが切れてますか?」って聞くのです。

この時点で、すごく視力が悪いんだと思い知らされます。(泣)

ここまでの検査が全て終了してしばらくおとなしく待っていると、診察室からお呼び出しです。

そこで医師と初めて対面してご挨拶。

世間話をする暇もなく、「ここにアゴをのせて、額をここにつけて!」と言われて言われるままに素直に応じていると、「あ~立派な白内障です。これは見え難いでしょうね~。」って。

そうなんです!だから医者嫌いな奴が自らノコノコとやってきたのですから。

 医師から治療方法の説明が始まった。

 簡単に言われた事を説明すると、「白内障は眼球の中の水晶体が白濁してしまったもので治療方法としては、

クリックで拡大表示

 この水晶体を全摘出して代わりに人工的なレンズを埋め込む方式です。

 一度この白内障手術をすると二度と発症しません。

 現在は手術に要する時間は片目15分程度で日帰り手術です。」

 (左の図のオレンジの部分が水晶体です。クリックで拡大表示)


と、まぁこんな感じです。

「治療に関して、片目だけ手術が必要な方の場合は手術しない方の視力に合わせます。

両目の手術を必要とされる方の場合は、軽度の近視程度の視力に調整します。

あなたの場合は、両目が対象になりますから軽度の近視になる程度と考えて下さい。」

これだけ聞くと簡単に聞こえますが、何しろ「眼」ですからね。手術なんて生まれてからやった事ないし、恐怖心で心が押し潰されそうになりますよ。

でも他に方法は無いようだし、放置しておいて失明って言うのも困るしね。

仕方ない!ここは覚悟を決めて手術を受ける事にして詳しく予定等を聞き始めました。

そうすると、手術は15分程度だと言うのに、それまでの準備期間と術後の通院や検査の期間の長い事にはまた驚かされました。

まずは、直近で手術できる日で都合がいいかどうかの判断。

因みに、「その日まで治療とかしないで放置しておいて大丈夫ですか?」と医師に聞いたところ、「何をおっしゃる。こんな風になるまで放置してきたんですからこれくらいの期間は大丈夫ですよ!それまでの対策は準備しますから!」ですと。

安心していいのか?これまで放置して来た事を後悔すればいいのか?

いずれにしても、手術するしかないので予定日を決めて、それまでにやる事をやらねばならない。

手術当日には必ず家族や友人と同伴で来院するように!と、同伴者がいなければ手術は行いませんからね!って。

仕方ないから、カミさんを仕事休ませて同伴させるかな?

と、ここまで書いてきたら長くなってしまったので続きは次回にします。

※ 次の記事 ※

白内障手術で、強度の近視だった視力が回復して人生観が劇的に変わった。(症状の把握から術後の経過まで)その2

白内障手術の流れと手術を体験しての感想。

白内障手術翌日の眼帯を取り外し(医師が行うのですよ)の様子。

白内障手術後6日目の検診。(明日はもう片方の手術予定)

実は眼科医師本人も見た事のない白内障手術後の視界の凄さ!

白内障手術の際に利用したい便利でお得な情報。

※手術後に発症(発覚)したいろいろな症状と治療経過。